アベンジャーズIW 感想
結末含むAVENGERS INFINITY WARのネタバレがあります。大した感想でもないですが、未視聴の方にはおすすめしません。
私はヒーローが好きだ。ミステリーも。
ヒーローは必ず勝つ。悪は正義によって裁かれるし、どんなに緻密な犯人の悪行も、探偵によって暴かれる。
その根底が決して揺らぐことはない(例外をあげればキリがないが、一般論として)。
その安心感が好きだ。
私は初日の鑑賞チケットを、安心感を、ウキウキしながら買った。
アベンジャーズは前提として、アベンジャーズがヒーローで、虐殺を厭わないサノスが悪である、と誰しも思うだろう。
誰か犠牲になるヒーローは数人いるだろうが、悪であるサノスが打ち負かされるのだろうと、そう思っていた。
観た直後、私は後ろからガツンと頭を殴られた衝撃を味わった。
アベンジャーズが負け、サノスが勝った。
信じて疑わなかった結末とは、真逆の結果だ。信頼が裏切られた気持ちだった。
正義は折れ、愛が負けたのだ。
だが鑑賞から一晩経ち、なんとも言えない気分になっている。
サノスは苦難の末、ついに宇宙最強の力を手に入れた。その力によって世界の均衡は保たれることとなり、宇宙の平和が訪れたのだ。
つまりIWにおいてのヒーローとは、サノスのことなのだ。
してやられた気分だ。完全に騙された。
とりあえず、GW中にもう一度観に行く。チェス盤の向こう側から物語を観るために。
(やっぱりGofGメンツがいるシーンは特に面白かった!GofGは今ならHuluで見放題に入ってるよ!最高だよ!ダイマです。)