〜8月までの映画等
■ナルステ 東京、大阪、凱旋
前作とは打って変わった演出に驚かされました。
そして、うちは兄弟メインの物語に何故良知さんがイタチ役として選ばれたのか納得しました。
これはミュージカルだ!初見は、前作同様ストレートプレイだと思っていたら、いきなり歌い出したからびっくりしてしばらく脳内が混乱…
内容はかなり原作を端折っていて、フォーカスは2幕のサスケvsイタチに置かれています。そのための1幕のような気さえしました。
とにかく全編を通して良知さんの存在が大きすぎる。
歌声も演技も圧巻で、「許せサスケ これで最後だ」で毎回大泣きしてました。
前作もかなり駆け足だったけれど、進みが早すぎてもし次作をやるなら下手したら最後までやってしまうんじゃないかと思う…
和太鼓、二胡の生演奏がとても良かったです。
前作ほどの衝撃は感じられなかったけれど、あらゆる手で色んなことを表現していて見ていて飽きなかった。
デイダラ自爆時の風船は申し訳ないけど笑うよね…
これは内容とは全然関係ないですが、大阪遠征で初メルパルクに行ったけど、良席だったのもあってすごい観やすい。傾斜があるので前の人の頭がまったく視界に入らない。また行きたいです!
あと大阪(地方?)はカテコ後に2,3人出てきてミニトークがあったから良い遠征になりました。(6/17マチネは確かせしこさん、岡田さん)
■茅ヶ崎物語7/21
ドキュメンタリー映画だと知ったのは鑑賞2日前くらい(笑)
鑑賞動機は不純だったんですが、始まってからはドキュメンタリーパートに夢中になっていました。
桑田佳祐さんの同級生で音楽の素晴らしさを広める宮治さんと、文化人類学者中沢さんの2人から見て、茅ヶ崎のルーツと茅ヶ崎から文化的著名人から多く排出される理由を追っています。
特に文化人類学的見地からの茅ヶ崎の紹介がとても興味深かったです。
茅ヶ崎では、自由な文化を愛する海の民族住吉一族が土着したり、ある神社では音楽の神サラスヴァティー(弁財天)を祀っていたりと、文化的歴史から自由で発展的な音楽家が育まれるべくしてなる土壌である、といった学説が展開されます。
かなり面白くて食い入るように観てました。
桑田さんと宮治さんの学生時代の再現パートはなんかもうシュールとしか言いようがなかった…
そしてこの映画かなり下ネタ多かったけど、隣に中学生の娘さんとそのお父さんが座っていて、かなり居心地が悪かった(笑)
■モアナ7/22
半神半人や善悪転換する神様など世界観がとても深くて好きです。今度ハワイの神話について学んでみたいです。
モアナがなぜ海に選ばれたのか、また、何故世界の命運が人間頼みなのか明確に説明されることがなかったので、「そういうもの」で納得できるかできないかでこの映画の評価は分かれると思います。
■ザ・コンサルタント7/23
普段は会計士、裏の顔は暗殺者という自閉症の主人公クリスと、その家族、仕事仲間、クリスを追うFBI捜査官達のドラマが丁寧に作り込まれた素敵な作品でした。
裏の社会で暗躍する通称「会計士」とは誰か?リビング・ロボ社の謎とは?クリスの過去は?と、とにかく細かい謎がちりばめられていて、物語が進むにつれて、冒頭で幼いクリスがやっているパズルのように一つずつピースがはめられていくのがとても心地良かったです。
アクションのバランスもちょうど良いと感じました。
それからドラマパートにかなり時間を割いていて、登場人物は多い方だと思いますが、一人一人の感情にダイブしやすかったです。
メイキングを見て、常軌を逸脱した特殊能力と、自閉症患者の個性をはきちがえていささかそれを強調しすぎであるとは感じましたが、多様性を認めるべきというメッセージは伝わりました。
想いを伝えるコミュニケーションの経験不足の結果なのか、主人公が恋愛を諦めているのか、キスすらしない恋愛パートは好感が持てました。
結末含め味があって、何度でも観たくなる映画でした。
蛇足だけど、邦題はもっとなんとかならなかったのかな、と思います。
私はタイトルでまったく興味がわかなかったので、劇場に足を運ばなかったことを後悔しています…
■トランスフォーマー 最後の騎士王8/6
いつも通り大画面で観る高級車のカーチェイス!!!爆発!!!破壊!!!!それが楽しい。
英国貴族なのに中指立てる主人と、多重人格のトランスフォーマー執事の、ソシオパス主従が好きです。
恋愛の始まりが唐突。
■スパイダーマン ホームカミング8/11
私はアメスパ信者なので打ち切りがかなりショックだったし、新ピーターがあまりにも若々しすぎて不安だったんだけれど、そんなことはただの杞憂でした。
15歳の若者だから大人に認めてもらいたくて必死になって、でもやることなすこと失敗ばかり。だけど、その根底にあるのが誰よりも揺るがない正義感なので、私たちは安心して彼がヒーローであると認めることができるんだと思います。
まず、冒頭のメインテーマのアレンジが本当にかっこいい。
そしてバルチャーがどうして生まれたのか、何を目的にしているのかの背景から入ります。これがすごく上手いと思った。敵ながら感情移入できるし、お金のためなら悪を厭わないバルチャーと、正義感のために初恋成就をも捨てるピーターの対比がはっきり出てとても良いです。
スーツを取り上げられたにも関わらず、がむしゃらにダメなものはダメなんだと、正義を貫き、自分の弱さに逃げずに向き合うピーターの姿には心打たれました。
ベンおじさんのエピソードが不明なわけだけど(あえて伏せてるって言われてたけど)今後明かされたりするのかなあ。
ハリーも出てきたりするのか、MJとはどうなるのかのか、それも期待です!
■ジョン・ウィック8/15
2の公開を控え、観ていなかった1を鑑賞。
後半のヤケクソ感がすごい2014(今2017だけど)
クラブを襲撃するシーンは本当に素晴らしかった!流れるようなアクションに見入ってました。
2は劇場で観たい。